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2023/04/17
お知らせ
次世代型タブレット養殖管理システム「uwotech」のクローズドβ版をリリースしました!
Aquacraft株式会社(東京都東大和市、代表取締役:加地誠)は、養殖業向けデータ管理プラットフォーム「uwotech」のクローズドβ版をリリースし、正式版の先行登録受付を開始しました。uwotechは、養殖生産者様のデータ活用を支援し、生産効率の向上を目指すサービスです。興味をお持ちの生産者様は、ぜひ先行登録をお願いいたします。


養殖業界の多様性と現場の課題

事前インタビューを通して、事業規模や魚種、エリアによって養殖の飼育方法や懸念されるリスクなどに違いがあることがわかりました。例えば、海面と内水面では生簀や水槽の大きさも飼育期間も異なります。また魚種によって病気や使用する水産用医薬品も異なります。さらに、給餌方法も多様で、自動給餌機を使ったペレットタイプでの給餌以外にも、モイストペレットや生魚を使った給餌方法も存在します。
 
養殖現場で記録すべき情報は給餌データだけではありません。魚病歴、投薬歴、斃死数、出荷数、平均体重など多岐にわたるデータを蓄積・分析する必要があります。
 
しかし、現状では紙ベースでの管理が主流であり、データ化に向けた手間や時間をかける余裕も現場にはありませんでした。結果的に経験や勘、目視に頼った意思決定に頼らざるを得ない状況になっています。このような背景から、多様な生産管理ニーズに対応するためのシステム開発が求められていました。

「uwotech」の特長

「uwotech」は、養殖業界の多様性に対応し、飼育データを効率的に管理・分析することができるシステムです。クローズドβ版リリースでは、以下の機能を提供します。

・タブレットやスマホでの簡単なデータ入力・管理
・生簀ごとの飼育データの紐づけ・可視化
・飼育方法や把握すべき情報が異なる生産者様への柔軟な対応

クローズドβ版の検証期間とサポート内容

クローズドβ版リリースの目的は、実際の現場での使い勝手や効果を検証し、多様な生産管理ニーズに対応するためのインプットを得ることです。今回の検証では、宮崎県、高知県、愛媛県、東京都など合計5箇所の規模や魚種が異なる生産者様にご協力頂きます。養殖現場の担当者や管理者と連携しながら使い勝手や改善点についてのフィードバックを収集します。
クローズドβ版の検証期間は2023年4月17日から2023年6月16日までの2ヶ月間です。この期間中、定期的なミーティングやチャットツールを活用し、オンラインで生産者様をサポートいたします。

今後の展望

弊社ではクローズドβ版で発見された課題を解消したのち、夏ごろを目処に「uwotech」の正式リリースを予定しています。今後はデータの分析機能やレポート機能などの開発を進めるとともに、各種ICT機器やセンサー、自動給餌機などの外部サービスとのデータ連携も積極的に進めていきたいと考えております。

先行登録の受付と登録方法

サービスの正式リリースに先駆けて、養殖生産者の皆様からの無料トライアルの先行登録を受け付けています。以下の手順で簡単に先行登録を行っていただくことが可能です。
 
1.     「uwotech」の紹介ページへアクセスする https://aquacraft.blue/services/uwotech
2.     メールアドレスを登録する
 
登録いただいた方には、サービスの正式リリース時にお知らせが届きます。また、今後の機能追加やサービスの改善についても優先的にお知らせいたします。サービス開始をお楽しみにお待ちください。

◆Aquacraft株式会社 会社概要

当社は日本の豊かな水産資源と魚食文化を未来に残し続けるために、「おいしい魚が食卓に並ぶ『当たり前』の日々を次の世代につなぐ」というビジョンを掲げ、魚類養殖のDXに挑んでいるソフトウェア開発会社です。単なる機械化や省力化に留まらない新しい価値やソリューションの提供を通じて、未来の養殖業の新しい形を生産者の皆様とともに創造します。データや最新のテクノロジーの力を最大限に活用しつつ、得られた知見をひとりひとりの生産者に還元し、生産者を縁の下から支えます。
 
 社名:Aquacraft株式会社
 代表者:代表取締役 加地 誠
 本社:東京都東大和市立野1‐18‐16にしきビル203
 設立:2022年7月15日
 資本金:250万円
 事業内容
 ・水産養殖事業者向けのデータ分析・管理サービスの開発・提供
 ・生鮮食品、保存食品及び加工食品を扱うECの企画・開発・運営
 ・前各号に付帯関連する一切の事業
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